【人見知り】人数が増えれば増えるほど喋ることができなくなるあの現象

僕は人付き合いが苦手である。

いきなりなんなんだという感じだが、本当に人付き合いっちゅうもんはよくわからんのである。

たとえば3人で道を歩いている時でも、自然と僕が後ろをついていく形になることが多い。
会話をしていても、「へー」とか「ほー」とか思っているうちに次々と話題が変わっていくことがよくある。

これは3人に限った話ではない。
むしろ人数が増えれば増えるほど僕は無口になり、存在感が薄くなる。

しかし僕と相手、2人だけだと何故か口数が増える。
それは相手が初対面でも同じだ。

大勢いる場ではなんにも面白いことを言わない僕が、2人きりで話すと面白いと言われることがよくある。

なんだか自慢話のように聞こえるかもしれないが、実際自慢しているのだから仕方がない。

だって、面白いとか話しやすいとか言われたらとっても嬉しいじゃない。
普段あまり言われないから余計に。

褒められるとはにかみながら照れますが心の中では狂喜乱舞しているのでみなさんどんどん僕を褒めてください。

しかし、そんなことを言われるのも2人きりの状況だけである。

3人以上で帰ったり話をすると無口になるばかりか、たまに喋ってもわけのわからない事を急に言って、みんなの頭に「?」マークを乗せてしまう。

これはいったいなんなのだろうか。

人数の問題だけではない。

元来、僕は人見知りのはずである。

初対面の人と話すのは苦手なはずなのに、実際は前述したように面白いとか話しやすいと言われる。

しかし、ある程度話をするようになると、何故か壁を作ってしまう傾向が僕にはある。

今、仲良くしてくれている友人はその壁を乗り越えてくれた人ばかりである。
本当にありがたい。

そのため知り合い以上友達未満の人みたいな、挨拶するかしないか微妙なラインの人みたいな、そんなような人たちを量産してしまっている。

このような壁を作ってしまう理由は自分でもよくわからない。

自分でもよくわからないのだから、相手の人はもっとわからないだろう。

別に相手の人が何か悪いことをしたわけではなく、僕がそういう奴であるというだけである。

こんな僕だが、以前よりはだいぶマシになっていると思う。

中学1年生の頃の話である。

入学したてだった僕は机に一人で座っていた。

同じ小学校から上がってきた友達も多かったが、それ以上に別の小学校から上がってきた人が多く、僕は面食らっていた。

そんな中、ある一人の男子生徒(以下H君)がとても気さくに、「おはよう!名前なんて言うの?」と話しかけてくれた。

とても嬉しかった。

嬉しかったはずなのに、僕は無言で自分の左胸に付けていた名札を指差しただけだった。

まるで「ほら、ここに名札あるだろうが、読めねぇのかよ」とでも言いたげなふてぶてしさである。

今考えてもひどい。

僕なら絶対こんな奴と友達になりたくない。

もちろん当時はそんなふてぶてしい気持ちでやっていたわけではなく、初対面の同年代とどういう態度で接すればいいのかわからないだけだった。

H君は「そ、そうか・・・ハル君って言うんだ・・・」と言ってどこかへ行ってしまった。

当然の反応である。

しかしそんな僕とH君が後に仲良くなり、中学3年生の頃になるとバンドを組むことになるのだから、人生は面白い。

現在では残念ながらH君と連絡を取ることはなくなってしまったが、元気に幸せに暮らしていてほしいなと純粋に思う。

中学1年生の頃と今を比べてどうするんだという気もするが、少なくとも今は初対面でふてぶてしい態度を取ることはなくなったと思う。

ゆっくりと、自分も成長しているんだと感じる。

基本的に僕は一人が好きだが、人と関わらずに生きていくことはまず不可能だ。

だから当然、人と付き合っていくということは大事だと思っている。

ただ、僕はそれが下手くそなのだ。

自分の中の言語化できない気持ちを伝えたくて、テレパシーとか使えたらいいのにな、と思うことも何度もあった。

でもテレパシーでそういう気持ちが伝わってしまったら、きっと僕の中にしまっておきたい気持ちも伝わってしまうのだろうと思う。

結局、テレパシーでもなければ人は完全に分かり合うことなどできないのだろう。

他人の喜びも悲しみも100%理解することはできない。

世界は「ひとり」で溢れているのだと思う。
これは別にネガティブな意味ではない。

「みんな」が集まって「ひとつ」になるのではなく、「ひとり」が集まって「みんな」になるのだと思う。

だから、「みんな」の中には僕みたいな奴だっていてもいいじゃーんとか思っている。

じゃーんが出たところで今回の記事を終わりにしようと思う。

まあそうは言っても「自分は人見知りだから・・・」とか言い訳するのもカッコ悪いし、できれば人付き合いは上手くなりたいもんでござるな。

うわ、ござるとか言っちゃった。

ちょっとずつ上手くなろう。