アンガーマネジメントという言葉を聞いたことはありますか?
その名の通り、「怒り」の感情をコントロールして上手く付き合っていくという考え方です。
人はつい怒りに心を支配されがちですが、この感情を上手くコントロールすることで人生を円滑に生きていくことができます。
注意してほしいのは、何もすべての怒りをなくせ、というわけではありません。
怒りはマイナスの面も持ち合わせていますが上手く使うことでメリットもあります。
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目次
怒りを感じるのは普通、問題はそれを外に出すかどうか
人は生きていれば何かしら腹が立つこともあるでしょう。
それはもう仕方のないことです。
人は怒るものであると受け入れた上で、それを外に出してしまうのかどうかを考えてみるといいでしょう。
喧嘩の時間は無駄
特にTwitterなんかで喧嘩してる人などよくいますが、あれってわりと無駄なんですよね。
少し言い合うくらいならまだマシですが、ヒートアップして延々と言い争うのって凄く時間の無駄だと思いませんか?
嫌いな相手のために時間を使っているようなものです。
その時間でいくらでも有意義なことができますよね。
それにその言い合いを見ている人たちも気分が良くありません。
仮に主張が正論であったとしても、です。
人間は怒っている人を見るとその主張に関わらず無意識に嫌悪感を抱くものです。
いくら言ってることが正しくてもしょっちゅう怒っている人と付き合いを続けたいと思いますか?
いつも怒っていると自然と人は離れていきます。
子供の喧嘩なら人間関係の勉強とも言えますが、大人になったらしょうもない喧嘩で時間をつぶすのはやめましょう。
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怒りを感じたら心の中で10数える
一旦、冷静になるためにも心の中でカウントを数えるのはわりと有効です。
カッとなるのは一瞬なので10数えているうちにほんの少しヒートダウンします。
怒ってメリットがあるのかどうかを一旦考えてみる
怒ることで自分にメリットがあるのかどうかを一度考えてみるというのも手です。
「冷静になってみるとこいつに怒ったところで別にどうにもならないな・・・」
という場面も多いことでしょう。
もちろん、怒られないとわからない人というのもいるので、そういうときは心を冷静にしつつ相手のために怒りましょう。
大事なのは我を忘れて怒ることを避けることです。
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ストレスの発散はきちんとしておく
怒りは蓄積するもの。
抑え込んだと思った怒りがふとした瞬間によみがえることがあります。
そのため、ストレスの発散は非常に大事です。
・カラオケで思いっきり歌う
・枕にパンチする
・好きなものを食べる
・好きな音楽を聴く
・運動する
人によって色んなストレス発散方法があると思います。
最近では色んなストレス解消グッズもあるのでチェックしてみてください。

「怒り」は原動力にもなる
ここまではいかに怒りを抑えるか、というような話をしてきましたが、怒りは使い方次第ではメリットにもなります。
原動力としての使い方です。
どういうことかと言うと、人は何かに負けていたり劣っているときに落ち込む場合と奮起してやる気になる場合があります。
この奮起してやる気になるときの感情、対抗心や反骨心こそが「良い怒り」なのです。
「アイツには負けたくない」
「バカにされて悔しい」
このような怒りの感情を変えて
「やってやる!」
「見返してやる!」
というように原動力にすることでモチベーションを上げるという方法があります。
ネガティブな感情でも使い方によっては大きなエネルギーになるんですね。
ただし、この対抗心も悪い方向に転がる可能性もあることには注意をしないといけません。
たとえば相手を攻撃をしたりという具合ですね。
相手を攻撃する時間を自分を高める方向に使った方が有意義です。
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おわりに
今回は怒りについてお話ししました。
特にネットを見ていて感じるのですが、みんなちょっと無駄に怒りすぎかなと思いますね。
怒りのストレスを発散する方法が怒り・・・というのはあまり健全じゃないサイクルになっている気がします。
とは言いつつ僕も怒りを感じないわけではないので自戒の意味も込めてお話させていただきました。
ストレス解消に役立つ書籍もあり、こちらの書籍はストレスに効く呼吸法や手法が科学的に網羅されているのでオススメです。