好きな作品が叩かれるのって、大なり小なり傷つきますよね。
アニメ、漫画、ゲーム、映画、ドラマ、音楽、小説・・・色々あると思いますが多くの作品が今日も叩かれまくっています。
僕が好きな作品も叩かれているのを見ると、正直やっぱりあまり良い気にはなりません。
でも、色々考えてみると好きな作品が叩かれて傷つくのは、「自分が本当にその作品が好きだから」なんだと気づいてからは幸せに感じるようになりました。
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傷つくということは本当にその作品が好きであるということ
中には、「え、好きな作品が叩かれても全く傷なんかつかないよ?自分が好きなら気にしないよ!」という人もいると思います。
このような人は以下の3タイプに分かれます。
「好きな作品が叩かれても全く傷つかない」と言う人
1.本当にメンタルが強い人
2.その作品が元々そんなに好きではない人
3.強がりを言っているだけの人
しかし、大なり小なり傷ついたという人は以下の人しかいません。
好きな作品が叩かれて傷ついた人
・その作品が本当に好きな人
全く傷つかないという強靭なメンタルを持っている人も中にはいるのかもしれません。
でも、僕らはそこまで強靭なメンタルを持ち合わせていません。
自分にとって嫌な意見を見かければ怒ったり、傷ついたり、悲しくなるというのがほとんどなわけです。
そして、元々そこまで好きでもない作品であればあまり傷もつかないでしょう。
特定の作品が叩かれて傷がつくということは、あなたがその作品を本当に好きであるということの証明になっているのです。
叩かれない作品なんてほとんどない
人には好き嫌いがあって当たり前ですよね。
あなたにも嫌いな作品、苦手な作品のひとつやふたつあると思います。
批判意見をぶちまける人とそうでない人の違いは、その感情を外部に言うかどうかの違いです。
そしてその批判をぶちまける権利は誰にでもあるのです。
中には目を覆いたくなるような酷い言い方をしている人もいますが、誰しもが好き嫌いがあって当然なんです。
そのため、叩かれない作品なんてものはほとんどありません。
僕らがどんな作品を好きになろうと、その反対側には多かれ少なかれ常にアンチがいるのです。
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ポジティブな意見にも目を向けてみよう
人はポジティブな情報よりもネガティブな情報に脳がひきつけられるようにできています。
これは自分を有害なものから身を守るために本能的に備わっている機能だそうです。
そのため、どうしてもポジティブな意見よりもネガティブな意見が頭に残ってしまいがちです。
たとえ目にした感想の中の7割がポジティブな意見だとしても、3割のネガティブ意見に頭が支配されてしまうんですね。
しかし、ポジティブな意見があるならきちんとそちらにも目を向けてみるべきです。
単純に同志の意見を見ると楽しくなりますし、建設的で新しい発見もあるかもしれません。
自分が好きになったという感情は何物にも代えがたく尊い
あなたが好きになった作品にはほとんどアンチしかいない、という状況ももしかしたらあるかもしれません。
もっと言ってしまえば、その作品が好きであるという人を自分以外で見かけたことがない、ということもあるのかもしれません。
しかし、あなたが好きになったという事実だけでそれは何物にも代えがたい尊いものなんですよ。
僕は星野源さんが大好きなんですが、『日常』という大好きな曲の歌詞にこんな一節があります。
みんなが嫌うものが好きでも それでもいいのよ
みんなが好きなものが好きでも それでもいいのよ
共感はいらない 一つだけ大好きなものがあれば それだけで
引用:星野源『日常』
まさにこういうことなんですよね。
「自分はこれが好きだ!」と夢中になるだけで人は幸せになるものなんです。
あなたがその作品に心惹かれたのであれば、それはあなたに何かを与えたものであることは間違いありません。
「好きになる」ということは「大切な何かを受け取った」ということです。
その作品を叩かれて傷ついたのであれば、あなたは本当にその作品が好きであり、大切な何かを受け取った幸せ者であるということなんです。
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おわりに
もう一度言いますが、好きな作品が叩かれて傷ついたのであれば、あなたは間違いなく幸せ者です。
どうか自分の感性を疑って距離を置いた方がいいのかな、などと考えず、そのまま好きでい続けてください。
意見を変えるなと言っているわけではなく、好きという感情をどうか大切にしてほしいというお話でした。
このブログでも僕のオススメの作品を色々と紹介しているので良かったら見てみてください。

