『アウトプット大全』はアウトプットの入門書として最適

たくさんの本を読んだり勉強でインプットしてもそれをアウトプットできている人はどれだけいるのでしょうか。

本を読んで満足し、なんとなく頭が良くなった気になってそれで終わってしまう人が多いと思います。
あなたもビジネス書や自己啓発書を読んだだけでなんだか満足してしまった経験はありませんか?

私たちは圧倒的にアウトプットが足りません。
アウトプットによってインプットした内容を自分のものとして定着し、使いこなすことができます。
しかし、具体的にどのようにアウトプットすべきなのかわからなくなったりしますよね。

そんな時は、『アウトプット大全』が非常に参考になります。

具体的な方法論やその効果、そしてダメなアウトプットまで、まさにアウトプットの百科事典と言える本になっています。
この本を読み、書かれていることを実践するだけで私たちのアウトプット量は劇的に上がります。
何をすればいいのかわからない人には特にオススメです。

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アウトプットに関する考え方やテクニックがわかりやすくまとめられた本

本書では、「話す」「書く」「行動する」という3つの視点からあらゆるアウトプットの具体的な方法が掲載されています。

「話す」ではプレゼンや会話のテクニック、褒め方、断り方など。
「書く」ではメモやひらめき、上手な文章、要約の仕方など。
「行動する」では継続や集中のコツ、感情のコントロールなど。

それぞれのアウトプットに関してが簡潔かつ明瞭にまとめられているので、どのようにアウトプットすればいいのかわからないという方の強力な指針となります。

インプット3割、アウトプット7割

本書ではインプット3割、アウトプット7割というバランスを推奨しています。

それはほとんどの人がインプット量に対してアウトプットが少なすぎるから。
インプットは本や映像、音声を聞くなどで受動的におこなっている人も多いです。

しかし、実際にそれを発信して自分のものとして定着させたり、生活に活かせるような人はごくわずか。
本の内容が思い出せない、消費はしても自分がその知識を使いこなせていないという人もこのタイプです。

インプットした情報や知識、考え方や方法論は実際に使ってこそ意味があります。
本を読むだけで満足せず、インプット以上にアウトプットを意識するのが大事なのです。

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誰でもできるアウトプットは日記

そして、本書では誰でもできるアウトプットとして日記が挙げられています。

日記を書くことで得られるメリットとして、

・アウトプット、書く能力が高まる
・一日を振り返ることで自己洞察力が高まる
・ポジティブな出来事を中心に書くことで日常の中の楽しさを発見できる
・溜め込んだものを出すことでストレス発散になる

といったことがあります。

「日記書くとか小学生じゃあるまいし・・・」
「日記書くとかなんだか胡散臭い・・・」

とか思うかもしれませんが、どんなアウトプットをすればいいのかわからないという段階では、この日記を書くというアウトプットは非常に重要です。
なぜなら日記はアウトプットの中で最もハードルが低いからです。

日記であれば今ではスマホの無料アプリひとつDLすればいいし、身近にあるメモ帳などの紙とペンさえあればこのブログを見ている今すぐにでもできます。

そして、書くことはなんでもいいというのもハードルを下げる要因のひとつです。
今日あったことを書いていき、それに対して自分がどう思ったとか、嬉しかったとか面白かったとか書くだけで充分アウトプットになります。
その考えたことや自分から出てきた言葉を書くということは、自分の中にある道具を使いこなせているということなんです。

日記を溜めることで後から見返した時に話のネタになるような出来事もストックしておけるかもしれませんしね。
アウトプットの入門としても日常での雑談のネタとしても有用でしょう。
質とか量は考えずにとりあえずやってみるってのがいいです。

ブログやSNSをするにあたって顔出しをした方がいいのか?

本書では本名や顔出しを推奨していますが、個人的にはペンネームや顔出しNGでもとにかく情報発信してみればいいと思います。

確かに顔出しして身元を明かす方が信用も得やすいと思うけど、それによって精神的にハードルを上げて行動に躊躇する必要もないと思うので。
実際僕もペンネームと似顔絵だしね。

ネット上に顔出しするのに抵抗がある人もいるだろうし、ネットの世界ってのは何が起こるかわからず、意味不明な因縁をつけてくる輩もいるので多少なりとも自衛したいところ。
行動するのって一番エネルギー使うので、なるべく動き出しのハードルは下げた方が動きやすいというのが持論です。
もちろん、実際に顔出ししたい人はそれはそれで全然オッケーだと思うけど、個人的にはそこまで顔出しにこだわらなくてもいいんじゃないかと。

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悪いところ探しの名人にならないために

ただアウトプットならなんでもしていいというわけでもなく、悪口を言うことを習慣化してしまうのはよくないと本書では説いています。

悪口を言うのを習慣化してしまうのは、欠点を探してアウトプットする訓練を一生懸命しているのと同じことだからです。
悪いところ探しの名人になってしまうと、単純に世の中つまらなくなるんですよね。

実際僕も斜に構えて否定してばかりの時ってのはありました。
否定すると相手や対象のものよりもお手軽に優位に立つような感覚があるけど、別に全然そんなことないんですよね。
他人の足を引っ張ったところで自分の位置変わりませんから。
それどころか上に行く向上心も無くなってしまう。
ガス抜きで少しくらい悪口言うのはまだいいとしてもそればっかりになるとホント良くないですね。

読んでいて気付いた本書で使われているテクニック

まず自分の実績を具体的な数字で紹介することによって信用を得るテクニックが繰り返し使われていました。

10年で28冊の本を出版、メルマガを3000通配信・・というように、具体的な実績を提示することで自然と説得力を増すことができる。
実際、有名なブロガーの人たちも自らの実績を繰り返し明記している人が多い印象があります。
多くの人が使っているテクニックということは、それだけ有効なテクニックということですね。

何も偉大な実績でなくとも、我々にも応用ができます。
例えば「自分は映画が大好きです!」「読書が大好きです!」というよりも、「1ヵ月に30本映画を観ています」「1ヵ月に30冊本を読んでいます」というように具体的な数字を示すことで説得力が生まれるので色んな場面で応用できそうですよね。

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おわりに

インプットしたことを活かせない、どのようにアウトプットすればいいのかわからないという人にオススメです。
非常にわかりやすく様々な方法論が載っているので選択肢はたくさんあります。

しかし、この本を読んでも実際に行動に移さなければ何も変わりません。
まずは質や量を考えず、とりあえず一歩踏み出すことで自分の気づきや考えに向き合うこともできます。
動かない人が大勢いるなら、まず動いた時点でその大勢の人たちから一歩前進することになるので、とりあえずやってみるの精神が大事です。