あなたの部屋やデスクは今どのような状態でしょうか?
机の上には必要なのかどうかもわからない資料が散乱していませんか?
部屋のどこに何があるのかきちんと把握していますか?
身の回りが散らかっているとストレスも溜まりますし、探し物も見つけにくくなりますよね。
今回は、身の回りを整理することで得られるメリットと、整理のための心構えなどをご紹介します。
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目次
身の回りを整理することのメリット
物を探す無駄な時間を削減できる
必要なときに必要なものが見つけられない。
これは仕事や普段の生活の中で大きなロスとなります。
年間150時間。ビジネスパーソンは、この時間を何に使っていると思いますか?
実は、勤務中に「探し物」をしている時間なのです(大塚商会調べ)。
書類がない、ピンクの蛍光ペンがない、スティックのりがない、保存したはずのファイルがパソコンから見つけられない、
電話を掛けようとしたら連絡票がない……生産性が全くない「探す」という行為に、多くの時間を費やしているのです。
引用:リクナビNEXTジャーナル|“年間150時間”も、ビジネスパーソンは●●●に費やしていた…――残業をしないチームの仕事術
以上のように、ビジネスパーソンは年間150時間も探し物をしていると言われています。
本来は不必要な作業にこれだけの時間を割くのはどう考えても非効率ですよね。
身の回りを整理すると探し物をする時間も削減できます。
思考も整理されることで集中力や作業効率が上がる
視界からは余計なモノが排除されることで作業そのものに集中することができます。
作業の邪魔になるものもありませんし、余計な雑念が入ることもありません。
集中・没頭できるために作業効率も格段にアップします。
メンタルも安定する
身の回りの乱れは心の乱れとも言います。
散らかった状態では脳にも悪影響を及ぼし、イライラすることもあります。
整理された景色を見渡すと視覚的にも圧迫感から解放されるため、精神的にもゆとりを持つことができます。
いちど整理してしまえば散らかりにくくなる
散らかった状態だと、
「これもまたすぐ使うだろうからここに置いておこう」
と考えてどんどんさらに散らかっていく悪循環に陥ります。
そして結果的にどこに置いたかわからくなり探す時間がかかるわけです。
でも、いちど綺麗に整理してしまえば、再び散らかすのは気が引けると無意識で考え、ちゃんと元の場所に戻すようになります。
一度整理してしまえば、さらにモノが増えてもきちんと整理して保管することができるのです。
整理のための流れと心構え
まずは処分すべきものの仕分けからはじめる
収納する前にまずいらないモノを処分するのが先です。
そのためにまずは仕分けを行いましょう。
これを捨てたらまた買い直すか?を考える
これはメンタリストDaigoさんの書籍にも同様のことが書かれています。
しばらく着なくなった服や、使用用途のない文房具など。
このような捨てるべきか迷うものは「保有したい、損失を回避したい」という心理が働いてなかなか処分できません。
いったんこれを捨てたとして、もう一度お金を出して買うかどうかを考えてみましょう。
お金を出してまた買い直すと考えたら、それはあなたにとって大事なものであり、それ以外のものはいらないものであると考えましょう。
仕分けした不要物をひとまとめにし、後日処分する
いらないモノが確定したらひとまとめにして置いておきましょう。
もちろんその日のうちに処分できるなら一番ですが、できないなら後日に処分するために空き部屋や空きスペースに分けて置いておくといいでしょう。
処分方法は捨てるもよし、売るもよし
処分方法は普通に捨てるのもいいですが、もし売れそうなものであればメルカリなどで売ってしまうのもいいです(もちろんその分手間はかかりますが)。
収納する
あとは今あるものを収納するだけです。
もちろん、適当に押し入れに突っ込むなどしていてはまた探し物をするハメになります。
計画的に収納する
このスペースは仕事関係のモノ、このスペースは趣味のモノ……といったように計画的に収納場所を考えましょう。
オシャレな収納グッズ使用してどこに何があるのかをすぐに把握できるような工夫をするとより良いです。
衣類を収納して横から取り出せるような便利な収納ケースもあります。
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おわりに
整理ははじめるまではなかなか腰が上がりませんが、やってみると楽しいし気分も良いものです。
片付けに関する書籍なども多数出ているので、そういった書籍も参考にしつつ部屋やデスクをスッキリとさせると生産性が上がりますよ。