パンに塗って食べたり、料理やお菓子に使用されるバター。
有塩バターと無塩バターがあり、あまり料理などをしない人はこれらの使い分け方がよくわからないのではないでしょうか。
そこで、今回は有塩バターと無塩バターの違いや使い方をまとめてみました。
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有塩バターの特徴
有塩バターは、その名の通り食塩が含まれているバターです。
バター100gに対し、大抵は1.5gの食塩が含まれています。
そのため、このまま食べると塩気が感じられます。
また食塩が入っているため、無塩バターよりも多少は焦げやすくなっています。
食塩のおかげで無塩バターよりも保存性が高く、未開封での保存期間は6ヶ月程度です。
無塩バターの特徴
製造過程で食塩を加えずに作ったバターです。
無塩バターという名称ですが、原料である生乳には微量の塩分が含まれているため、完全に塩分がないというわけではありません。
塩分がほとんどないので、バター本来の風味を存分に味わうことができます。
有塩バターに比べると保存性は低く、未開封での保存期間は5ヶ月程度です。
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どのように使い分ける?
トーストやじゃがバター、料理には有塩バターを
有塩バターは塩気があるため、トーストやじゃがバターに使用するとさらに美味しくいただけます。
また、パスタや炒め物、シチューなどの料理に使用すればコクとウマみが増します。
スイーツやパン作り、料理などオールマイティに使える無塩バター
ケーキやパイ、スコーンやクッキーなど、甘いお菓子には塩分がほとんど含まれていない無塩バターがオススメです。
お菓子でも塩を加えることもありますが、あらかじめ塩の含有量が決まっている有塩バターを使用すると微調整が難しいため、無塩バターを使用する方が無難です。
同じ理由でパン作りにも適しています。
また、普通の料理にも使用でき、有塩バターを使用するときよりも自分で塩加減を調節して調理する必要があります。
おわりに
料理やお菓子作りには欠かせないバター。
有塩バターと無塩バターのそれぞれの特徴を理解し、美味しく料理を楽しみましょう。
バターで作るお菓子の書籍も出ているのでチェックしてみてください。
▼カルピスバターについてはこちらをご覧ください
