会社や自宅にかかってくるセールスの電話に悩まされている方も多いのではないでしょうか。
ゆっくり家でくつろいでいたり、会社で仕事中にかかってくるとイラっとしますよね。
ただ、これに関しては対処法はひとつしかありません。
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目次
きっぱりと断る
はい、そうです。
きっぱりはっきり断るだけ。
当たり前ですよね。
でもこの当たり前がなかなかできない人もいます。
「今忙しいから」「これから出かけるから」は断ったことにならない
今は時間ないとかこれから出かけるからという曖昧な返答はしてはいけません。
この返答の仕方だと、「今は時間ないけど後で聞いてくれるかも?」と相手は考えてしまうことがあります。
「普通に考えたら断ったとわかるだろう、空気読んでくれよ」というのは通用しないのです。
同じ理由で、別の人に出てもらって「本人は今出かけています」という返答をしてもらうのもNGです。
あくまであなたが断るということに意味があるのです。
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電話をかける側は一日に何十人、何百人もの人に電話をかけている
セールスを売り込む電話をかけているアポインターは、あなた以外にも多くの人たちにたくさん電話をかけています。
あなたに電話するまでの間にたくさん断られ続けてきているのです。
そこで、曖昧な返答で少しでも話を聞いてくれそうなお客に出会ったらどうでしょう?
もちろん必死に食い下がりますよね。
次に話を聞いてもらえそうなお客に当たるのはいつになるのかわかりません。
少しでも可能性があるならそれにすがるのは普通なのです。
こうなってしまうと、相手のターゲットになったも同然。
ひどいときには連日のように電話がかかってくるようになっていまいます。
自分に売り込みをしても無駄であると明確にする
相手としても、見込みのない客にずっとつきっきりで時間を使うのは避けたいのです。
お互いのためにも、早い段階ではっきりと断るということが大事になるわけです。
最初は売り込みの電話だと気づかず、相手のペースに巻き込まれそうになって少し話を聞いてしまうときもあるかもしれません。
そのような場合、これは売り込みの電話だと気づいた時点ですぐに意志を伝えて断りましょう。
しかし、場合によってははっきり断ってもしつこいタイプもいます。
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しつこい場合は消費者センターに報告すると警告する
まずは相手の会社名や電話番号、担当者名などを聞きましょう。
電話をかけてきた時点で会社名は名乗っているかもしれませんね。
電話番号などを聞いた時点で向こうは警戒するので話を切り上げるパターンが多いです。
何度もしつこい売り込みをかけるのは特定商取引法17条にある「再勧誘の禁止」に違反しています。
今後も電話してくるようであれば消費者センターに報告すると伝えて電話を切りましょう。
相手が怖い態度をとっても気にしなくていい
ときには相手が脅しのようなことを言ってきたり、今近くまで来ているなどと言うようなこともあります。
しかし、大抵の場合はこれはハッタリであることが多いです。
そこで断ればだいたいもう掛けてこなくなります。
相手としても商売ですから、上でも言ったようにわざわざ見込みのない客に時間を使っているわけにはいかないんでしょうね。
ただ、相手を無暗に挑発するようなことを言うのだけはやめましょう。
世の中何があるかわかりませんから、余計なトラブルを誘発しそうなことは避けてください。
シンプルに断れば十分です。
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迷惑電話対策の機能がついた電話やグッズもある
自宅にかかってくる迷惑電話の場合、あらかじめ録音していると後で会社名などの会話も確認することができます。
また、断っているのにしつこく勧誘している証拠も残すことができます。
録音やボイスチェンジなどの迷惑電話対策の機能がついた電話機やアダプタもあるので気になる方はチェックしてみてください。
おわりに
押しに弱い人や断るのが苦手な人も多いと思います。
しかし、自分の意志を主張せずに生きるのは迷惑電話に限らずあらゆる面で損をします。
自分が幸せになるためにも筋の通った主張であればきちんと伝えるようにしましょう。